「めぐろ診断士会」は、NPO法人 目黒中小企業診断士会の略称です。

活動紹介

新年視察・研修会 場所東京国空港(羽田空港)

目黒中小企業診断士会の今年の新年視察研修会は、“ANA Blue Hangar Tour”への参加でした。1月10日(土)の午後、会員17名とその家族を含む総勢27名が羽田空港に集まりました。

  • 1. ANA(全日本空輸㈱)要

    ANAは1952年にヘリコプター2機と社員16名からスタートし、当時は「全日空」の呼称で、1964年に国内路線のシェアトップとなりました。1986年からは国際定期路線へ就航、1999年には世界最大の航空連合「スターアライアンス」に加盟、2003年から公式呼称を「ANA(エイ・エヌ・エー)」に変更し、今日に至っています。

  • 2. ANA Blue Hangar Tourで気づいたこと、知ったこと

    “Blue”はANAのコーポレートカラー、“Hangar”とは「格納庫」を意味します。
     受付を済ませて、ビルのロビーに展示された資料やビデオ視聴の後に、保護帽を着装して、機体整備場の構内に立ち入り、案内役の方から解説を多々受けました。
     構内上階の外周通路から見渡すと、まずジェット機の大きさに圧倒されます。ボーイング747や777の機体は全長70m以上、両翼幅70m近いそうです。地上階に降りて、機体の車輪近くに立つと、速度・高度の測定装置、避雷装置、エンジン部分の取り外した状況などが確認できました。
     ジェット機のタイヤは溝がなくて、つるつるでした。自動車は滑っては困るためタイヤに溝があるけれど、ジェット機は着陸して停止するとき、主翼で浮く力を消し、逆噴射で減速してから、最後に車輪ブレーキで止まるから、タイヤに溝がなくても安全なんだそうです。制動の仕組みについて、わかりやすいご説明でした。
     ANAでもJALでも、現在運行している機体の製造会社は、ほぼボーイング社(米国)とエアバス社(欧州)に限られるみたいです。(かつてはダグラスとかロッキードとかもありましたが....。)ボーイング社の現在の主力機種は737、777、787の3種なのだそうです。(737は1967年の登場以来、現在も製造継続中なんですね。)
     機体のエンジンについて、そのメーカーはGE社(米国)が多く、ロールスロイス(英国)も一部採用していると説明がありました。(後から調べてみると、GE製エンジンを多く採用しているのは、JALでも同様のようです。今日的に米国の産業は、化学・医薬やITが目立つ一方で、自動車や家電や汎用機械などは概して不振ととらえていたのですが、航空機産業では依然存在感を発揮している状況がわかりました。)
     なお、この日はANAが映画「スター・ウォーズ」シリーズとのコラボレーション企画に基づく黄色のキャラクターデザイン機種の最終見学日で、まもなく特別塗装から通常塗装に戻すため、マニアが大勢見学にきていたようです。

    ジェット機の様子視察中の様子
  • 3. 見学を終えての感想

    当然なのでしょうが、整然とした作業行動と動線、整理整頓の様子が印象的でした。その意味では、さしずめ大規模な工場見学に行った感がありました。航空機マニアでなくても、興味を持ってご説明を聞けて、有意義な機会でした。家族連れでも、我々が航空運輸業界や航空機産業への見聞を広める意味でも、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

    会員集合写真

(塩沢 秀人)

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